「詩の上の役者、ワタシめドロシーとお友達になろうよ! ギャハハ!」
テーセラクラスに所属する、あまりにも異様と言わざるを得ない奇妙なドール。体とサイズ感の合っていない粘土製の被り物を被り、壊れたラジオのように意味不明の言葉を繰り返し唱えているせいで、他のドールからも不気味がられて遠巻きにされているようだ。 その一方で、彼女は普通のドールでは知り得ないことを知っているような素振りを見せる。まるで本当に宇宙の真理なるものが視えているかのように。